【山下展洋が解説】ボイトレのポイントは腹式呼吸

【山下展洋が解説】ボイトレのポイントは腹式呼吸

どうも山下展洋です。
ボイトレは喉に負担のかからない発声方法を取得したり、強い発生をするためのトレーニングを行い、歌を歌う際の音域を広げたり、美しく正しい発音ができるようになります。
ここでポイントとなるのが腹式呼吸で、常に行えるように身体に覚えさせることで様々なメリットがあります。

呼吸

腹式呼吸は喉や声帯への負荷を軽減させる

大きな声を出す時にはついつい喉に力が入ってしまい、喉や声帯にダメージを与えてしまうことがありますが、腹式呼吸なら負荷を分散させることができます。
大きく息を吸って肺に取り込むことで力を溜めてから発声をすれば、より大きな声を出せるようになったり、明瞭な発音ができるようになるほか、歌う時には長い音を表現することができるようになります。

そんな腹式呼吸を覚えるためにボイトレでは腹筋運動をして基礎的な筋力を鍛えることがあるほか、ゆっくり大きく息を吸ってから数秒止めて、ゆっくり吐くのを繰り返して呼吸法を覚えながら肺活量も鍛えていきます。
それらの意識しながら五十音を発生したり、ピアノに合わせて音階を歌うなどして具体的な発声や発音を実践していきます。
発声のための筋肉は使わないとすぐに衰えてしまうため、継続してボイトレをするのがおすすめです。

腹式呼吸のメリットは歌・発声面だけではない

腹式呼吸には、歌・発声面だけではないメリットがあります。

まず、最大のメリットとして、心身の健康を維持するために有効なのが挙げられます。
肺内に残留する酸素量が増加し、血液中の血糖値が低下し、血液中の乳酸値が減少するため、体内の疲労物質を排出することができます。

また、腹式呼吸を行うと、体内の脂肪燃焼が促進されます。
体内のエネルギー消費が上がり、体内の脂肪をより効率的に燃焼することができます。

さらに、腹式呼吸を行うことで、ストレスを和らげる効果があります。
体内でストレス関連ホルモンの有害な効果を抑制することができ、心身の状態を安定させることができます。

以上のように、腹式呼吸には歌・発声面だけではなく様々なメリットがあります。
腹式呼吸を実践することで、心身の健康を維持したり、ストレスを和らげたりすることができるので、積極的に取り入れてみることをおすすめします。

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